日本では機能水、中でも還元水に関する研究が急速なペースで進展しています。
(還元水とは、水中に水素、ミネラルナノ粒子やミネラル水素化物を含むものの総称です。)
還元水は、物理化学的および生理学的観点から、
アルカリ性電解水、アルカリイオン水、 アルカリ性陰極水あるいはアルカリ性イオン水とも呼ばれており、
ミネラルの補給や水素の補給行うことが可能と言われています。
人体の約60−80%は水で占められており、体内の水の機能は大きく3つに大別されます。
(1)水分子そのものの機能。すなわち、また細胞中に取り込まれることで、血液の一部や細胞のうるおい成分として機能することです。
(2)水分子に由来する原子と分子による機能。すなわち、血液や細胞よりももっと細かく体を構成する元素と結びついたものです。
(3)水に溶解した分子による機能。すなわち、薬や食べ物など、あらかじめ水分が結合しているものです。結合の仕方で、体内での薬の溶け方や機能が変わります。
※粉末状の薬や、乾燥昆布等は乾燥していると言っても、分子レベルで見ると水分子が付いており、水分0%ではありませんのであしからず。
さて、還元水に関する研究は日本では1931年に始まりました。
先ずは、1954年に農業への展開が始まり、
1960年には、健康に有益な水として医療に利用されるようになりました。
1966 年には日本の厚生労働省は医薬品と同様に、
還元水が慢性下痢症、消化不良、 胃腸内異常発酵、制酸及び胃酸過多に有効であ るという効能を謳うことを認め、
家庭用医療機器として電解還元水生成装置(生成型のウォーターサーバー)の使用が認められました。
このような歴史を辿り、今では自宅で水素水を生成する水素水サーバーも登場しています。
今後も、水素水についての生理学的な研究が進むとともに、
ウォーターサーバーも進化しもっと身近なものになっていくことでしょう。